環境のためにできるコト、インパクトナンバーワン!
こんにちは!
節約アドバイザー&エコイストのずぼらーまめ子です。
本日は「冷媒 / Refrigeration」について。
ドローダウン(増え続ける温室効果ガス (CO2二酸化炭素ほか)の排出量が、減少し始めるとき)するためにできること
ランキング:
1位 / 100位
インパクト:
30年で放出が見込まれる冷媒の87%を封じ込めると89.7ギガトンの二酸化炭素相当の排出を回避。
キガリ協定によるHFCの段階的廃止が達成すると、25~78ギガトンの二酸化炭素相当の排出を回避。
なんと、「冷媒」が1位です!
意外ですか?
個人的には意外でした。
「そこなんだ、1位は!」
という感じ。
「冷媒」と言われてもピンときませんよね。
「フロン」と言えば、なんとな~く環境に悪い、というイメージがある方もいらっしゃるかもしれません。
冷媒、エアコンや冷蔵庫など「冷やす」ための方法には2種類ありました。
・クロロフルオロカーボン(CFC)
・ハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)
ただし、これらはオゾン層を破壊してしまうことが判明します。
オゾン層が太陽が放射する紫外線を吸収しているため、これは一大事です。
そこで、1987年に「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」が締結されました。その結果、現在オゾン層は回復傾向にあります。
しかし、これらの物質はいまだに流通しています。
また、これらを代替する「代替フロン」と呼ばれる存在します。
ハイドロフルオロカーボン(HFC)です。
オゾン層には悪影響はないのですが、温室効果は二酸化炭素の1,000~9,000倍もあります。
その後
2016年にキガリ協定が締結されました。
この協定によれば、HFCを段階的に削減していくことになります。
同時に、人口増加が起き、冷媒の使用率も上がります。
最も危険性が高いのは冷媒の廃棄時と言われています。
この処理をきちんとするにはコストと技術が必要となりますが、
冷媒の処理を適切に行うことが温暖化を抑制することのカギとなっています。
こちらが本家です。
ご興味持たれた方はぜひご一読ください^^
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