中学受験を一瞬ためらった動画。
こんばんは♪
そらまめ子です^^
本日は、我が家の子育てについて♪
我が家は、
中学受験をする
という方針なのですが。
先日こんな動画を観ました。
「What School Could Be アン/カンファレンス」基調講演:テッド・ディンタースミス氏
テッド・ディンタースミスさん。
初めて伺いましたが、アメリカの教育関係では結構すごい方のようで。
動画を観る限り、やさしく気さくなおじちゃんのようですが、以前はベンチャーキャピタルでバリバリ働いていて、AIなんかにも特化しているようです。そして、何を隠そう、あの有名なスタンフォード大学を卒業しているとか。
動画は日本語字幕もありますし、英語も聴きやすいし、内容があまりにも魅力的なのでぜひ観て頂けるのがベストですが、
で、
内容をかなりはしょって私が感銘を受けた点のみを抜粋すると;
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・暗記すること
・簡単な処理を繰り返すこと
・指示に従えること
これができればアメリカのいい大学に入れます。
でもね、
これってAIが最も得意とする分野なのです。
逆に苦手とするのは・・・
・スピード感
・失敗を恐れない
・既成概念にとらわれない
・早く学ぶ
・感情に訴えることで人は動く
これってよく考えてみると4歳児と同じなわけ。
つまり、私たちは十数年の教育を得て、子どもたちをロボット化しているのです。
これでいいのかい?
わたしは、この問題を伝えたくて「high tech high 」という映画を作りました。
全米の200の学校を訪れました。
この映画を上映しました。
中には実践してくれる学校があり、
実践した結果、自発性が促され、退屈をしている子どもがいなくなったのです。
・地域社会から飛び出す
・自ら大切だと思う課題を発見し、解決方法を創造し、取り組む
・世界をよくするために自分のリソースを使うこと
・責任ある市民を輩出する
これらがわたしたち大人が子どもに提供すべきものだと思います。
日本でもぜひ実践してみてください。
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と、
こんな感じでした。
テッド・ディンタースミス氏は、質疑応答の際に「日本は起業家が少ない」「経済成長が20年も止まっていた」ということを指摘されています。これらはどちらも非常に鋭い指摘だとわたしも思っていて、
中学受験=詰め込み=子どものロボット化
という事実がよぎりました。
そして
自分の中で消化した結果、
「詰め込み過ぎはしない」でもやっぱり「中学受験はする」。
ということにしました。
今は習い事2つ+Z会ですが、小学校に入ったら習い事は1つに減らそうと思います。
そして、子どもに体力温存してもらい、その分を「体験」に費やそうと思います。
たとえば、
老人ホームでのボランティア活動だったり、地域のごみ拾いだったり。
プレーパーク*1に積極的に参加したり。
・地域社会から飛び出す
に該当します。
わたしのイメージは「お金を掛ける」じゃなくて「なんてことない場所から創造する」という感じ。
そういったことの優先順位を高めに設定したい。
あとは英語ですね。
自分が比較的英語が得意なのに、子どもには英語教育というのをやらないでここまできました。が、先ほど述べた
・自ら大切だと思う課題を発見し、解決方法を創造し、取り組む
・世界をよくするために自分のリソースを使うこと
というのは、きっと「世界」が広いほうがいい。
今はYouTubeで世界とつながれる時代。
「英語」でシェアされている内容は無限大ですが、「日本語」に絞ると限定的だし、やっぱり鎖国的。偏りがある。
だからこそいいこともたくさんあると思いますが、言語の壁で子どもの可能性が狭まるのはイヤだなーと思って。
なんて思い、夜眠るときに子どもたちに
「How are you? Are you happy???」
なんてやっていたら
2歳児⇒笑い転げる
6歳児⇒おどけてマネる
という事態に。
「ザ・お勉強」というよりもこんなことを少しずつ積み重ねていって、
英語に親しんでもらえたらいいなーと思っています。
少しずつレベルを上げるために、母ちゃんも勉強しなくては。
ちなみに夜やったのは、夢の中でも学習してくれないかなー、と。笑
わたしの中では幅が広がった動画でした。
観てよかったな。
*1:プレーパーク
プレーパークは、従来の公園、既成のブランコ、シーソー、鉄棒などがあるようなお仕着せの遊び場と違い、一見無秩序のように見えて、子供たちが想像力で工夫して、遊びを作り出すことの出来る遊び場、東京都世田谷区の羽根木プレーパークがオープンして、この言葉が日本でも広く知られるようになった。子供の安全の確保のために指導員を置いたりすることもある。 もともとは、ヨーロッパの都市の子供のための公園で、古タイヤを積み上げたりしただけで遊び場として提供するといった動きが出てきて、そういうものに見習ったもの。
公共の遊び場というもの自体は、1865年からあり、1943年デンマークの公園設計家C・Th・ソーレンセンが、コペンハーゲンで「がらくた遊び場」(Geruempelspielplatz)という彼のアイディアを初めて実際のものとして作り上げたのがプレーパークの始まりといわれる。
1950年代にはスイスやイギリスで同種のものが作られるようになり、ロビンソン遊び場や、冒険遊び場という名前で呼ばれた。1960年代には、当時の西ドイツの西ベルリンでやはり冒険遊び場がつくられ、この呼称が一番ポピュラーなものになりつつある。冒険遊び場を翻訳したものが、プレーパークであるといってもよいだろう。
子供たちが、安全に、しかし、予め設えられた設備や遊びのプランの選択肢に縛られることなく、自由に変更や改変を加えて、自分たちのアイディアとスタイルで楽しみ、発見や創造する喜びを味わえるというのが、プレーパークの哲学である。
それでは、
今日もおつかれさまでした。
また明日~ (*´∀`*) (*´∀`*) (*´∀`*)