まめ子のできるコトをできるだけブログ。

~おサイフに子どもに地球にやさしいエコぶろぐ~

スタバがプラスチック製ストローを廃止する意味。

先日ご紹介した記事の内容が波紋を呼んでいるようです。

 

スタバ、プラ製ストロー廃止へ 環境に配慮』について★

 

こちらの記事、鈴木氏のおっしゃる通りだと思います。

スターバックスがプラスチック製ストローを廃止することは、環境問題においてプラスではあるが影響は微々たるものかもしれない。

ただし、その事実が与える社会へのインパクトが非常に大きい

 

今はまだ環境問題に興味のない方はこの事実を知らないかもしれない。

でも、実際にスターバックスがプラスチック製ストローを廃止し始めたら。。。

事実として知ることになります。

そうすることで国民一人一人の環境に関する「常識」が変わっていくんじゃないかなぁ。

 

やはり、

インパクトのある人間がいかに環境問題に目を向けるか

それが個人の意識を変える近道なのかなー。

 

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スタバとマックの「プラ製ストロー全廃」は本当に環境に優しいか

(中略)

プラスチック製ストロー廃止は
環境問題にどれだけ効くのか 

このような様々な要因がある中で、今回スターバックスはワールドワイドでプラスチックストローを廃止する決定を行った。英断ではあるが、それは環境問題に対してどのような影響があるのだろうか。

 スターバックスは巨大企業である。もちろん、マクドナルドもそうだ。スタバが1年間に世界中で使用するストローは、推計で10億本になるという。マクドナルドの推計値はないが、おそらくスタバよりも数倍多くなるはずだ。

 これだけの数のプラスチックストローが世界で使われなくなるというだけで、直接の削減効果は無視できないインパクトになるだろう。しかし今回の決断は、それよりも世界中の消費者の意識に訴えかける効果の方が、はるかに大きいだろう。スタバとマックがプラスチックストローをもはや使わないと決めたという「ストーリー」の方が、海洋汚染の現状を変える力としては、世界を大きく動かすことになるのだ。

 その意味で、報道の役割というのは重要である。今回のスタバの発表では、ストローを廃止してストローなしでも飲める新しいプラスチックのリッド(ふた)を開発するというニュースが流れた。それを指して「結局、プラスチックを使うのか」と批判的なコメントも流れたが、そうした批判は打ち消していくことが大切である。同じプラスチックでも、リサイクルできないものを廃止してリサイクルできるものへ変えていくということに意味があるのだから。

 

(中略)

2社のインパクトは限定的だが
「うねり」を起こすことに意義がある

(中略)

まとめれば、ストローの廃止自体の影響は小さいかもしれないが、海洋汚染を減らしていくための戦略的な道筋の中では、実に大きく重要なニュースだったということである。

(百年コンサルティング代表 鈴木貴博

 

(DIAMOND online : https://diamond.jp/articles/-/174706?page=3 より)